読書

青春の1ページ(?)

学部3年生当時、学園祭委員の仲間たちと楽しく読んだ「平成よっぱらい研究所 (FC gold)」を、飲んだくれの後輩たち(笑)に是非読んで欲しいと思い、大学生協のオンラインシステムを使って購入しました。 購入したのは既刊のものに書き下ろし2編などを加えた「…

文庫化されたので

3年前の話題作ですが、未読だったので出先での時間つぶしに買ってみました。動機も経過も素直に語った容疑者が犯行から自首までの行動だけは頑として語らない、完全に「落ち」ないので「半落ち」という題ということだけは知っていたのだが、容疑者が警察→検…

マリナーゼって?

後輩にWeb絵日記集?の単行本を1冊貸してもらいました。 奥さまはマリナーゼ作者: ほしのゆみ出版社/メーカー: 宙出版発売日: 2005/10/06メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (106件) を見る 千葉県出身ですが、新浦安の海側に住むちょっと…

マンガ『論語』完全入門

新幹線の車中で読んだ本。マンガのおかげで論語の敷居がちょっとは低くなっているかな。しかしマンガとはいえやはり論語、しかも450ページ超の威容を誇る本、読みきるには結構時間がかかりそう。 今日読んだ中で一番心に深く残ったのは、 子(し)曰く、学んで…

失踪日記

研究室でダラダラしていたら、後輩が「失踪日記」という漫画を貸してくれたので読みました。 (→失踪日記についてasin:4872575334) 失踪→ホームレス生活、アルコール依存症など、あれだけの壮絶な体験が、まるで深刻さを感じずにさらりと読めて、しかも笑え…

自閉症スペクトラム

妻の仕事(保育士)の話を聞いたりする中で、少し関心を持ったので、光文社新書「発達障害かもしれない 見た目は普通の、ちょっと変わった子」を購入。 自分の中で「広汎性発達障害」として乱雑に整理(なんだか矛盾した表現…)されていた概念がもう少し整理…

いっしょに暮らす。

結婚というものは、もともと他人である二人の人間が一つ屋根の下で暮らすという、考えてみればなかなか不思議な制度である。個人的にもこのあたりの事情をもうちょっと考えてみたかったので、書店で見かけた「いっしょに暮らす。」を読んでみた。 この本によ…

なかなか難しい

キリスト教やイスラム教については、新書一冊で多少のことは見渡せるという本が刊行されているのだが、仏教についてはなかなかわかりやすい概説書が見つからないでいたところ、先日、「私だけの仏教―あなただけの仏教入門」(講談社+α新書)という本を見つけ…

聖典「クルアーン」の思想

4月9日の日記id:cozycozy:20050409と同じく、やはり半年前くらいに購入してずっと読めずにいたこの本。書店で手にとって購入した後、実はサークル(…)の先輩が著者だったことを知った。 内容はイスラームの聖典であるクルアーンの解釈や、そこから読み取れ…

大学のあるべき姿とは

半年くらい前まで精力的に文庫本を読んでいた頃に「世界の大学危機」という本も購入していたのだが、忙しくなったり体調を崩したりしているうちに読み忘れていた。 この本には、イギリス、ドイツ、フランス、アメリカの大学の成り立ちと現状を述べ、これを踏…

どうやら典型的男性脳らしい

3月6日の日記に「世間並みにあの本を読んでみようかな」と書いたら、日記を読んだ後輩が本を貸してくれた(貸してくれたのは1週間くらい前だが)ので読んでみた。 世間向けの本だからなのか、さも医学的根拠に基づいて書いてある風だが科学的根拠としては微…

決断 河野父子の生体肝移植

研究室からの帰り際に、またも「臓器移植本」を借りた。衆議院議員の河野洋平・河野太郎父子が、自らの生体肝移植体験を書いた本、だと思って読んだが、後ろのほうに臓器移植法案の河野私案の話などにも触れられていて、政治家の活動の一端が垣間見られると…

たっぷり寝込んで

朝には37.4℃まで解熱し、体感では平熱と変わらないくらいまで回復。しかし14時から8時半まで寝ていたため、とにかく腰が痛く(元気な時でも8時間以上寝ると必ず腰が痛くなる)、何とかして起きていようと思い、午前中は先々週にBOOK OFFで購入して以来、ちょ…

無粋な突っ込み

朝っぱらから気づいてしまったので書き込み。 「家族の命リレー 生体肝移植」って、よく考えたら変なタイトル。 だって、「命」を次の人に繋いでしまったら、繋がれた人は生きられるけど繋いだ人は死んでしまうよね。 「命のリレー 脳死肝移植」ならまさにピ…

家族の命リレー 生体肝移植

午後は家に帰ることも考えたが、このまま帰っても爆睡して夜眠れなくなること必至。とはいえ3時間睡眠では研究にしても勉強にしてもろくなことにはならないことも自明だったので、読書してみた。1月22日に放映された2時間ドラマの原作本である。 原作を見る…

本屋で…

先週の金曜日にオンラインで生協に注文した本が、月曜日に入荷したという連絡をもらったが、今日になっても研究室に配達されてこないので、配達してくれないのかもと思って店舗まで受け取りに行った。 書籍部には、ちょっと前にちょっと話題になった「電車男…

授かる

本学の産婦人科の教授が不妊治療や生殖医療ついて一般向けに解説した「授かる 不妊治療と子どもをもつこと」という本を先月出版し、うちの教授宛に謹呈されたということで、借りて読んでみた。 一般向けだけに非常にわかりやすく書いてあり(人工授精/体外…

一般外来で遺伝の相談を受けたとき

今日は今週の中で唯一病院での調査がない日。そこで朝から学生の特権(?)を利用して一日家ごもり決定。 午前中は昨日紹介した仏教 (図解雑学)を読んだりしていたが、とにかくすぐウトウトしては地震で目が覚めたり、といった状況だったので、思い切って3時…

図解雑学 仏教

やはり新書が読めないときにはこのシリーズ、ということで、キリスト教のお勉強のときにもお世話になった「図解雑学シリーズ」に手を伸ばした。インド人の名前とか仏教思想のキーワードとか僕にとっては結構難解なものもあったが、何とか読了。きちんと理解…

仏教とは何か―ブッダ誕生から現代宗教まで

8月あたりにキリスト教・イスラム教の本をいくつか読んだので、「今度は仏教!」と思って、1ヵ月ほど前に仏教とは何か―ブッダ誕生から現代宗教まで (中公新書)という本を買った。しかし仏教については歴史で習ったほどの知識も忘れてる状況だったので、現…

博士の愛した数式

おとといお見舞いのときにプレゼントした本。昼下がりから一気に読み通してしまった。帯や書店内のポップからほのぼのとしつつ、ちょっと切なさもある展開を予想していたが、果たしてその通りの本だった。ちょくちょく出てくる「数式」(必ずしも数式ばかり…

お見舞い

友人が体調を崩して入院したと聞いていたので、研究会後にお見舞いに行ってきた。昼に様子を知る人に電話して「おみやげ何がいいと思う?」と聞いたところ、「暇そうなので本や雑誌などがいいのでは」ということだったので、研究会の前にちょっと本屋を物色…

住まいのつくり方

8〜9月は世界史や宗教関係の読書が多かったが、書店でたまたま見つけて面白そうだったので手にとって読んでみたのがこの本。副題の通り、「建築家」が住宅設計においていかに重要な役割を果たすのかについて述べた本で、読後には僕自身もし一戸建てを建て…