授かる
本学の産婦人科の教授が不妊治療や生殖医療ついて一般向けに解説した「授かる 不妊治療と子どもをもつこと」という本を先月出版し、うちの教授宛に謹呈されたということで、借りて読んでみた。
一般向けだけに非常にわかりやすく書いてあり(人工授精/体外受精/顕微受精の違いなどはちゃんと理解していなかったし)、かつ生殖医療の倫理的側面(ここが一番読みたかった)も概説されている。しかも著者自身は(少なくともこの本の中では)どちらか一方に偏った書き方をしていないので、抵抗感を感じることなく読むことができた。不妊に直面している夫婦や医療者以外にもお薦めできるかな。
- 作者: 堤治,坂崎千春
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2004/10/23
- メディア: 単行本
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