失踪日記
研究室でダラダラしていたら、後輩が「失踪日記」という漫画を貸してくれたので読みました。
(→失踪日記についてasin:4872575334)
失踪→ホームレス生活、アルコール依存症など、あれだけの壮絶な体験が、まるで深刻さを感じずにさらりと読めて、しかも笑えてしまうのはやはりなかなかないな、と思いました。「自分はこう思った」という風に書いてあるのに、視点が一歩引いているというか、俯瞰的というか。
あと、幻覚症状で表現するのに、漫画という媒体は非常に優れていると感じました。昔、別のアルコール依存症患者の手記で読んだ幻覚体験が今頃になって腑に落ちた気がします。
- 作者: 吾妻ひでお
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: コミック
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