大学のあるべき姿とは

半年くらい前まで精力的に文庫本を読んでいた頃に「世界の大学危機」という本も購入していたのだが、忙しくなったり体調を崩したりしているうちに読み忘れていた。
この本には、イギリス、ドイツ、フランス、アメリカの大学の成り立ちと現状を述べ、これを踏まえてこれからの大学がどうなっていくのかについて書いてある。諸国の状況は一般教養としても役に立ちそうだったし、日本の大学が置かれた状況に対する処方箋(ちょっと言い過ぎか…)も面白かった。大学に勤めるor勤めている人にお勧め。

世界の大学危機―新しい大学像を求めて (中公新書)

世界の大学危機―新しい大学像を求めて (中公新書)

※4月2日の日記に追記しました※