仏教とは何か―ブッダ誕生から現代宗教まで

8月あたりにキリスト教イスラム教の本をいくつか読んだので、「今度は仏教!」と思って、1ヵ月ほど前に仏教とは何か―ブッダ誕生から現代宗教まで (中公新書)という本を買った。しかし仏教については歴史で習ったほどの知識も忘れてる状況だったので、現在の仏教の状況に関する知識を前提として「ブッダは本当は何を言っていたのか」を追求するこの本を理解することは困難であり、3週間ほど頑張って読んでみたものの結局挫折してしまっていた。(ついでに言うと、挫折のもう一つの要因には、この本の書き口として「●●なのではないか。だとすると●●に違いない」と仮定を前提とした断定(のように読める書き方)が繰り返されていたことがある。これは日頃自分が極力避けている文体でもあり、かなり読みづらかった)