長い夜。

午前中に昨日読みきれなかった原稿に何とか「赤」を入れ終わり、昼に登校。
指摘事項を伝え、とりあえずすることのスケジュールを立て、それにしたがって粛々と作業を遂行する。
15時、18時、21時…。
襲う疲労。集中力の低下。作業そのものは順調に進んでいったのだが、卒論手伝いとは関係のない院生たちが一人一人帰っていくに連れ、だんだん「楽しく」なっていき、会話の声も大きくなった。
24時、3時、5時…!。
 
締切である昼12時よりずいぶん余裕を持って完成の目処が立った。しかし外も寒そうだし、今から家に帰っても大して寝られないし、と帰るのは諦め、寝しなに発泡酒をあおって入眠。思えば研究室に泊まるのも1年9ヵ月ぶり、修士時代と比べてずいぶん健康的な暮らしになったものだ。