膵頭細胞移植

今日の注目ニュース(1)。

 京都大病院で今年4月と7月の2回、膵臓(すいぞう)内でインスリンを作る膵島(すいとう)細胞の移植を国内で初めて受けた京都市内の糖尿病の女性が完治したことが16日、わかった。  女性はインスリンが体内から減少する1型糖尿病で、国内ではこれまで膵臓移植でしか完治できなかった。細胞移植は30分程度の点滴で行うため、開腹する膵臓移植に比べて患者への負担が格段に少なく、国内に約14万人いるとされる1型糖尿病患者への朗報となりそう。

インスリンなしでは生存できない型の糖尿病患者が、現在は糖尿病は完治し、免疫抑制剤の内服のみでよくなっているとのこと。移植もわずか30分ほどの点滴でできてしまうということで、移植に伴う諸々の問題はなお存在するものの、糖尿病治療に与えるかなりインパクトは大きいなぁと思った次第。