メンデルスゾーン 交響曲第3, 4, 5番(ブリュッヘン)
メンデルスゾーン:交響曲第3番「イタリア」/同第5番「宗教改革」/他
- アーティスト: 18世紀オーケストラ,メンデルスゾーン,ブリュッヘン(フランス)
- 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1997/07/25
- メディア: CD
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メンデルスゾーンの交響曲はトスカニーニやクレンペラーのものを聴いた(id:cozycozy:20050819、id:cozycozy:20050920#p2)が、最近流行しているらしい、作曲当時の楽器*1を用いた演奏というものも聴いてみたかったので。
聴いたらすぐにびっくり。半音低い!
…この手の演奏ではピッチが低く設定されていることを知らなかっただけですが。ちなみに現在ではA=440-443が標準的ですが、バロック時代である約300年前にはA=415だったそうです。*2
ピッチが低いというと音の張りが弱くなってしまうかと思いがちですが、この演奏ではまるでそんなことはなく、現代オーケストラと比べて編成が小さいこともあり、一つ一つの音がよりくっきり聴き取れるように感じ、他の演奏とは別の種類の興奮を感じました。これからはピリオド楽器による演奏も聴いてみたいと思います。