血液不足!

私は日頃から定められた最低限の間隔を空けて可能な限り頻繁に献血に行っているのですが、今日こんなショッキングなニュースが…。


輸血血液:大幅不足 「A」「O」は特に深刻
 全国で輸血用血液が大幅に不足し、特にO型とA型は、治療への影響が懸念されるほど少なくなっていることが、日本赤十字社の調べで分かった。少子高齢化献血者が年々減っているうえ、変異型(新型)クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)に国内で初感染した男性の渡航歴から決まった英仏渡航者の献血禁止方針も原因とみられる。厚生労働省献血推進本部を設置し、都道府県に対し、初めて対策本部設置を要請するなど血液確保に懸命だ。

 日赤によると、今年3月31日現在、血液製剤(赤血球製剤)の適正在庫(前年度実績などを基にした1日平均供給量の3日分)率は、全国平均ですべての血液型が100%を下回った。70%を切ると、大きな手術や突発的な治療に必要な血液が足りなくなる恐れが出てくるが、O型は66%、A型は69%しかなく、B型とAB型はそれぞれ87%と85%だった。(以下略)

血液の安全性も重要ですし、同じく輸血によって助けられる人命も重要です。この両者の間にはtrade-offがあるわけですが…。
同じtrade-offでも、生体臓器移植で言われるような「ドナーの安全vs.レシピエントの生命」とは微妙に違うのだと今気づきました。輸血と生体臓器移植では一般への普及度はぜんぜん違うけど。
 
皆さま、献血へのご協力をお願いいたします。
 
 
※4月2日分の日記を更新しました※