やっと多機能に

東京大学にはUT Card(だっけか?)というICカードがありますが、本郷キャンパスにおいては、現在年に1回健康診断の時にカルテを呼び出すためにしか使われないというまったくもって無用の長物となっていた。
このたび、来年度からやっと多機能化することが決定したようなので簡単に紹介。


東京大学における多機能ICカード導入プロジェクトについて
 このたび、国立大学法人東京大学(所在地:東京都文京区、総長:佐々木毅)、東京三菱銀行グループの株式会社ディーシーカード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:片柳彰、略称:DC カード)、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区代表取締役社長:鈴木正誠、略称:NTT Com)が連携して、東京大学の学内向けにセキュリティレベルの高い多機能ICカード(非接触、国際標準タイプB)の開発を行い、導入を推進することになりました。
 東京大学は、学生、教職員約4万人を対象に、教職員証、学生証を配布していますが、この3者連携によって、ICカード機能とクレジットカード機能を取り入れたカードとすることが可能になり、教育環境の向上、事務の合理化、情報セキュリティ管理の徹底が図られると同時に、生活環境上も、ポストペイサービス(キャンパス内の売店などにおいて教職員証、学生証をワンタッチするだけで小額利用代金をクレジット決済)を利用できるようになる予定で、学内における購買の利便性が向上されます。

持たされる機能は、

  1. 教職員証、学生証
  2. キャンパス内の建物への入館証
  3. 決済機能(教職員の公費決済、クレジットカード機能、少額決済機能)

など。少額決済機能では、生協などの店舗が対応することで学内キャッシュレスが実現するとのこと(なお、生協は対応「予定」)。
 
便利になるといえばなるのだろうが…。なくすと大変そう(^^;)